【4月20日 AFP】ボクシングのWBC世界ヘビー級王者で、23日に予定されているディリアン・ホワイト(Dillian Whyte、英国)との防衛戦を最後に現役を引退すると明かしているタイソン・フューリー(Tyson Fury、英国)が19日、改めて引退の意向を示した。

 先月行われた会見でホワイト戦後に引退する意向を明かしたフューリー。その後、前週に進退について質問された際は曖昧な態度を示していたが、この日再び引退について問われると、防衛戦後に再びリングに立つ可能性を排除した様子だった。

 フューリーは「これで最後だ。土曜日(23日)の夜に素晴らしい勝利を収めたら、あとはリラックスしてくつろぎ、人生を楽しむ。今週は一瞬一瞬を楽しんでいる」とコメントした。

「これまで長い道のりで、キャリアの中には浮き沈みがたくさんあった。ボクサーとして20年やってきて34歳になろうとしているのだから、たとえ誰であってももう十分だ。子どもや妻の面倒を見たり一緒に楽しんだり、しなければならないことが他にたくさんある」 (c)AFP