【4月19日 AFP】ロシア国防省は19日、ウクライナ東部で18日夜から19日にかけ、数十か所を標的に空爆を実施したと発表した。

 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は18日、東部ドンバス(Donbas)地方でロシア軍による大規模な攻勢が始まったと発表していた。

 国防省は声明で、東部スラビャンスク(Slavyansk)を含むドンバス地方にあるウクライナ側の拠点13か所に「精密誘導の空対地ミサイル」で攻撃したほか、東部の前線に近い複数の町を含む標的への空爆で「ウクライナの60の軍事関連施設に命中」させたと説明した。

 また、同省は、ロケット弾や迫撃砲で、1260の軍事関連の標的を攻撃したと主張。このほか、「ドネツク州のマリノフカ(Malynivka)付近でウクライナ軍の戦闘機ミグ29(MiG29)をロシアの防空システムで撃墜した」としている。(c)AFP