【4月19日 CGTN Japanese】中国南西部の四川省（Sichuan）ジャイアントパンダ国立公園でこのほど、野生ジャイアントパンダの母子が赤外線カメラのレンズに収められました。

　四川広元市（Guangyuan）にあるパンダ国立公園の唐家河区域のスタッフが、赤外線カメラで撮られた多くの写真や映像を整理していたところ、野生ジャイアントパンダの母子が写りこんでいるのを発見しました。

　2021年12月14日と15日に撮影された写真や映像には、赤ちゃんパンダを口にくわえた母親パンダが写されています。写真から赤ちゃんはまだ自分ではうことができないことがわかります。

　また今年3月2日、パンダの母子の映像がもう1台の赤外線カメラにも写されていました。雪の中で子パンダが斜面に登ろうとしているのを母親パンダが斜面の上で座って辛抱強く待っている様子がうかがえます。

　研究者は分析と比較の結果、この2回に撮られたのが同じパンダの母子であることを確認しました。

　研究者によりますと、パンダの赤ちゃんは生後3カ月でゆっくり斜面などを登ることができ、半年たつと、自由に歩くことができるようになり、竹を食べることを学び始めます。(c)CGTN Japanese/AFPBB News