バルサ、下位カディスにまさかの黒星 4位フィニッシュへ不安
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【4月19日 AFP】21-22スペイン1部リーグは18日、第32節の試合が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はホームで下位カディス(Cadiz CF)に0-1でまさかの黒星を喫し、4位以内でのフィニッシュに不安を残した。
後半開始早々、ルーカス・ペレス(Lucas Perez)に至近距離からゴールを許したバルセロナは、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2021-22)準々決勝でまさかの敗退となった14日のフランクフルト(Eintracht Frankfurt)戦に続きこれで公式戦2連敗となった。
順位は2位をキープしているが、3位セビージャFC(Sevilla FC)、4位アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)とは勝ち点で並んでおり、5位レアル・ベティス(Real Betis)ともわずか3ポイント差となっている。ただし、消化試合はバルセロナが1試合少ない。
それでも、これで公式戦では直近4試合で1勝しか挙げられておらず、しかもその勝利は後半アディショナルタイムのゴールで19位のレバンテ(Levante)から奪ったものだった。
バルセロナのシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)監督は試合後、「自己批判的にならねばならない」とコメントし、「われわれは面と向かって言い合わねばならない。うちはバルサであり、改善する必要がある。ホームではハングリー精神や信念、個性をより見せなければならない。この試合は一つの決勝だったのに、それに見合うプレーができなかった」と話した。
一方のカディスは降格圏を脱出して16位に浮上。18位には2ポイント差をつけている。(c)AFP