【4月19日 AFP】米ホワイトハウス(White House)は18日、新型コロナウイルス対策と将来の危機への備えについて協議する首脳会議(サミット)を来月12日に開催すると発表した。

 新型ウイルスをめぐるサミット開催は、昨年9月に続き2回目。オンライン形式で開催され、先進7か国(G7)、20か国・地域(G20)、アフリカ連合(African Union)、カリブ共同体(CARICOM、カリコム)の各議長国であるドイツとインドネシア、セネガル、ベリーズの4か国が米国と共同で議長国を務める。

 5か国は共同声明で、「このサミットは、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)の急性期を終結させ、将来の健康危機に備えることに向けたわれわれの努力を強化する」と表明した。

 新型ウイルスの流行では、各国で死者が減少している一方で、感染は拡大。主要国の多くが規制の完全解除に踏み込めておらず、中国・上海では現在、厳格なロックダウン(都市封鎖)が実施されている。(c)AFP/Sebastian Smith