【4月19日 Xinhua News】中国の林業大手、中国林業集団の関係責任者は16日、同社などが北京で行った「2022年国土緑化春風行動 増林拡緑始動式」で、今年全国で60万4千ムー(約4万ヘクタール)の造林を行い、美しい中国の建設に全力を尽くすと明らかにした。

 森はダムであり、ドル箱、食糧倉庫、炭素貯蔵庫とも言える。同責任者によると、中国林業界唯一の中央企業(中央政府が管理する国有企業)として、同社は森資源の育成、開発、利用の全過程で事業を展開してきた。一貫してエコ・グリーン(環境配慮型)・低炭素産業の主戦場に焦点を合わせ、二酸化炭素(CO2)排出量の2030年までの減少転換、60年までの実質ゼロを目指す「双炭」目標の達成を後押しし、国内最大のカーボンシンク経営実体構築、エコ製品価値実現の重要な運営プラットフォーム構築に関して積極的に計画し、主体的に取り組んでいる。

 同社は「中国林業集団2022年国土緑化行動実施案」に基づき、体系的な推進を堅持し、環境効率を重視、自然・生態系の各要素を総合的に考慮して、森林が戦略的役割を果たすようにし、大規模に国土緑化行動を実施、土地柄に応じて植樹・造林などの活動を展開していくという。(c)Xinhua News/AFPBB News