【4月18日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のオリバー・カーン(Oliver Kahn)最高経営責任者(CEO)は17日、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)敗退後、SNS上でユリアン・ナーゲルスマン(Julian Nagelsmann)監督に死の脅迫が450件も届いたことについて、「卑劣」だと非難した。

 カーンCEOは、独スポーツ1(Sport1)のトーク番組で「匿名で死の脅迫を送ってくる人はどうなっているのか?」とコメントした。

「匿名で他の誰かの信用を落としたり、けなしたりすること以上に卑劣なことはない」

 カーンCEOによれば、クラブは前週に行われたチャンピオンズリーグの準々決勝第2戦でビジャレアル(Villarreal CF)に敗れた後、ナーゲルスマン監督に向けられた侮辱に「歯止めをかける」すべを検討しているという。

 アウェーでの第1戦に敗れ、ホームでの第2戦を1-1で引き分けて敗退となったバイエルンのナーゲルスマン監督は15日、インスタグラム(Instagram)で死の脅迫を受け、自身の母も攻撃対象になっていると明らかにした。

 バイエルンは、リーグ戦では10連覇に王手をかけている。(c)AFP