【4月18日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、RBCヘリテージ(RBC Heritage 2022)は17日、サウスカロライナ州ヒルトンヘッドアイランド(Hilton Head Island)のハーバータウン・リンクス(Harbour Town Golf Links、パー71)で最終日が行われ、メジャー通算3勝のジョーダン・スピース(Jordan Spieth、米国)がパトリック・キャントレー(Patrick Cantlay、米国)とのプレーオフを制して優勝した。

 大会はスピースが最終ラウンドの今季自己ベストに並ぶ「66」をマークすると、キャントレーも「68」を記録して通算13アンダーで並び、18番ホールでのプレーオフに突入した。

 迎えた1ホール目で、スピースはバンカーからのピッチショットをピンそばに寄せてタップインパー。対して昨季年間王者のキャントレーは、同じバンカーからのショットがカップから約7.5メートル離れ、ロングパットを決められずに決着がついた。

 2015年にマスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2015)と全米オープン選手権(2015 US Open Championship)、2017年に全英オープン(The 146th Open Championship)を制しているスピースは、5月にサザンヒルズ・カントリークラブ(Southern Hills Country Club)で開催される第104回全米プロゴルフ選手権(2022 PGA Championship)でキャリアグランドスラムを狙う。

 スピースにとってはプロ16勝目、米ツアー通算13勝目で、米国では昨年4月のヴァレロ・テキサス・オープン(Valero Texas Open 2021)以来の優勝となった。(c)AFP