【4月18日 People’s Daily】「小さな庭の会議室」から、村(住)民会議、「協議会議室」に至るまで、一つ一つ草の根の民主形式は、全過程にわたる人民民主の具体的な実践であり、「有事好商量(なんでも相談できる)」という考え方の生き生きとした注釈だ。

 中国では、人民が選挙、投票を通じて権利を行使しながら、主要な意思決定前と意思決定プロセスにおいて十分な協議を行い、可能な限り共通の問題について合意に達する。これは人民の意思と要求が十分に表現され、民主形式を豊かにし、民主的ルートを広げ、民主的内包を深めたことを保証している。

「大事なことがあると、必ず相談する」。中国文化には昔から「なんでも相談できる」という伝統があり、家庭、近所のことから、職場、国のことに至るまで、大衆に関わることなら、往々にして「相談」という方法で問題を解決する。中国の伝統文化は天下もって公と為し(天下為公)、内容・性質の異なったものすべてを受け入れ、小異を残し、大同を求めることを強調し、団結・協力、疎通、道理をわきまえ、協議・討論を提唱している。これは社会主義協議民主のために深い文化的土壌を提供している。その国の土壌に根を下ろし、十分な栄養を吸収できる制度こそが、最も確実で効果的なものだ。協議民主主義が中国の大地ですくすくと成長することができ、カギとなるのは、中国の文化伝統に合致し、中国の現実の国情に適合し、深い文化基盤、理論的基盤、実践的基盤、制度的基盤を備えていることだ。

 民主主義の実現にはさまざまな形がある。古今東西の実践が示しているように、人民が主人公となることを保証・支持し、法に基づく選挙を通じて人民の代表を国家生活と社会生活の管理に参画させることが重要であり、選挙以外の制度と方法を通じて人民を国家生活と社会生活の管理に参画させることも重要だという。中国の民主的実践において、選挙民主主義の役割を強調し、人民が選挙と投票を通じて権利を行使する一方、協議民主主義の優位性の発揮、広範な協議を通じての人民の国家事務と社会事務の参画を重視している。協議民主主義は人民の常に、広く、段階的に、国家ガバナンス、社会ガバナンスの参画のために円滑なルートを提供し、中国の社会主義民主政治の全過程に深く入り込んでいる。

 人民内部の各方面で広範に協議する過程は、民主を発揚し、衆知を集め有益な意見を広く吸収する過程であり、思想を統一し、共通認識を凝集する過程であり、科学的決定、民主的決定の過程であり、人民が主人公となることを実現する過程だ。このようにしてはじめて、国家ガバナンスと社会ガバナンスは深い基礎を持ち、強大なパワーを凝集することができる。中国の協議民主主義は、広く言論発表の道を開き、異なる思想・見方の十分な表現と深い交流を促進し、相互尊重と平等の協議を実行し、無理矢理人におしつけない、ルールに従い、段階的に協議し、一存で決めない、相手になって思いやるかつ包容、誠実な態度で協議し、過激・偏執に陥ることなく、言いたいことを思う存分言える、各々が自分の意見を表明できる、また理性的かつ度がある、合法的かつ規章に基づく雰囲気を形成している。このため、協議民主主義は広く社会全体の共通認識を凝集し、社会の調和・安定を促進している。(c)People’s Daily/AFPBB News