【4月18日 AFP】21-22ドイツ・ブンデスリーガ1部は17日、第30節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はアウェーでアルミニア・ビーレフェルト(Arminia Bielefeld)を3-0で下し、10連覇に王手をかけた。

 DFヤコブ・ラウルセン(Jacob Laursen)のオウンゴールで先制し、サージ・ナブリー(Serge Gnabry)とジャマル・ムシアラ(Jamal Musiala)が追加点を挙げたバイエルンは、2位との勝ち点差を9のままとした。

 5日前に行われたビジャレアル(Villarreal CF)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)準々決勝第2戦で試合終了間際に失点し、2戦合計1-2で敗退となったバイエルンだが、しっかりと立ち直って常勝街道に戻った。

 ナブリーはライブストリーミングサービス「DAZN(ダゾーン)」に、「敗退した後だからフラストレーションがやや解消された」とコメントした。

 ビーレフェルト戦で傑出したパフォーマンスを見せたMFヨシュア・キミッヒ(Joshua Kimmich)は「それ(敗退)の対処に苦しんでいた」と述べつつ、「まだ頭の片隅にある」と続けた。

 リーグ戦が残り4試合になる中、バイエルンは23日にホームで行われるボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)との天王山に勝利すれば、リーグ優勝が決まる。

 キミッヒは「ドルトムント戦で絶対に決着をつけたい」と付け加えた。

 一方、RBライプツィヒ(RB Leipzig)はドミニク・ショボスライ(Dominik Szoboszlai)が終盤に決勝点をマークし、敵地でバイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)に1-0で勝利した。

 公式戦14試合無敗のライプツィヒはこれでアウェー8連勝となり、レバークーゼンと入れ替わる形で3位に浮上した。

 3日前のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2021-22)準々決勝でFCバルセロナ(FC Barcelona)を撃破したフランクフルト(Eintracht Frankfurt)は、アウェーでウニオン・ベルリン(1. FC Union Berlin)に0-2で敗れた。

 フランクフルトのオリバー・グラスナー(Oliver Glasner)監督は、「疲労は明らかだった」と認めた。

「選手たちは全力を尽くそうとしたが、とにかくここで勝てる状態ではなかった。負けるべくして負けた」 (c)AFP