【4月18日 Xinhua News】中国証券監督管理委員会(証監会)の関係部門責任者は16日、配車サービス大手の滴滴出行(ディディ)が同日に、米国での上場廃止を株主総会で決議すると発表したことについて、記者からコメントを求められ、次のように答えた。

 関係する発表に留意している。これは企業が市場と自身の状況に基づき行った自主決定だ。証監会は中国企業の本土以外での上場活動について、上場地と経営地の法律法規と管理監督規則を遵守すべきだと一貫して主張し、上場企業に対しても投資者、特に中小投資者の合法的権益を確実に守るよう求めてきた。滴滴出行の自主的な上場廃止は、米国で上場するその他の中国概念株と関係ない。現在中米間で進められている会計監査監督管理協力協議とも関係なく、双方の協力プロセスに影響を及ぼさない。(c)Xinhua News/AFPBB News