【4月17日 AFP】女子ゴルフ米国ツアー、ロッテ選手権(Lotte Championship 2022)は16日、米ハワイ州オアフ(Oahu)島のホアカレイCC(Hoakalei Country Club、パー72)で最終日が行われ、渋野日向子(Hinako Shibuno)は首位と2打差の2位で大会を終えた。金孝周(Hyo Joo Kim、キム・ヒョージュ、韓国)が優勝した。

 3打差の首位から出た金は、5番と8番でバーディーを奪って差を一時4打に広げたが、渋野も4番と11番でバーディーを沈めると、さらに金の9番と17番のボギーで1打差に迫った。

 それでも金は最終18番、2オンを逃しながらもラフからのアプローチをピンそば約30センチに寄せてバーディーを奪取。対する渋野は第2打をグリーン脇のバンカーに入れてしまい、勝負が決まった。

 金はスコアを1ストローク伸ばし、通算11アンダーでフィニッシュした。2019年のAIG全英女子オープン(AIG Women's British Open 2019)女王の渋野は、2打伸ばして通算9アンダーだった。

 金はこれで米ツアー通算5勝目。その中には、ツアー会員になる前の2014年にはメジャー大会のエビアン選手権(The Evian Championship 2014)制覇も含まれている。

 韓国のチェ・ヘジン(Choi Hye-Jin、韓国)がスコア「69」と3ストローク伸ばし、4打差の単独3位に入った。スコア「70」をマークしたアシュリー・ブハイ(Ashleigh Buhai、南アフリカ)が5打差の4位だった。(c)AFP