【4月16日 AFP】（写真追加）中国の宇宙ステーション「天宮（Tiangong）」に滞在していた宇宙飛行士3人が16日、同国最長の有人宇宙ミッションを終えて帰還した。国営中国中央テレビ（CCTV）が伝えた。

　帰還したのは中国の有人宇宙船「神舟13号（Shenzhou-13）」の乗組員、ザイ志剛（Zhai Zhigang）、王亜平（Wang Yaping）、葉光復（Ye Guangfu）の3氏。「天宮」のコアモジュール「天和（Tianhe）」に183日間滞在した後、16日午前10時（日本時間午前11時）前に小型カプセルで中国北部に着陸した。

　すでに火星や月への探査機着陸を成功させ、米国に匹敵する宇宙大国を目指す中国にとって、神舟13号は最新のミッション。3人は昨年10月、中国北西部のゴビ砂漠（Gobi Desert）から神舟13号で「天宮」へ向かった。(c)AFP