【4月15日 CGTN Japanese】上海市衛生健康委員会の呉乾渝一級巡視員は14日に開かれた新型コロナウイルス感染症予防・抑制に関する記者会見で、「現在、上海市の感染者数は多いものの、無症状者を除けば感染者の大多数は軽症であり、中等症もわずかに確認されている」と述べました。

 子どもの感染者が安心して治療を受けられるようにするため、上海新国際博覧センターの臨時病院では「親子病室」が設置され、浦東新区、宝山区、閔行区、楊浦区など多くの地域からの感染者の予約を休まず受け付けています。13日夜9時の時点で、親子病室への入院予約をした子どもの感染者とその保護者の数は200人以上に達しました。

 今月上旬以降、上海交通大学医学部付属上海小児医学センターと湖北省(Hubei)からの医療支援チームの400人余りの医療関係者が共同でこの「親子病室」を設置しました。現時点で1320床のベッドが設置されており、これまでに600人近い小児患者がここで治療を受けましたが、そのうち約200人近くが退院しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News