【4月15日 AFP】男子ゴルフ、2020年全米オープン選手権(2020 US Open Championship)王者のブライソン・デシャンボー(Bryson DeChambeau、米国)は14日、骨折した左手根の手術を受けたと明らかにした。2か月以内の復帰を目指しているという。

 現在世界ランキング19位のデシャンボーは、今年のサウジ国際(Saudi International powered by SBIA 2022)で他のプロ選手と卓球をしていた際に転倒し、亀裂が入っていた有鉤骨(ゆうこうこつ)のけがを悪化させた。

 手術の回避を願っていたものの、前週の第86回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2022)を含め、直近の4大会では3度の予選落ちを喫していた。

 デシャンボーは自身のインスタグラム(Instagram)アカウントに、「マスターズを含むここ3大会はこのけがを押してのプレーを試みたが、これは通常手術が必要な負傷だ」と投稿。

 さらに「骨折箇所の不快感が続く中でグリップとスイングが変化してしまい、最高レベルでの競技ができなくなっていた。肉体的にも精神的にも簡単ではなかった」とつづった。

 今後2か月戦列を離れることによって、デシャンボーは5月19日からサザンヒルズ・カントリークラブ(Southern Hills Country Club)で開催される第104回全米プロゴルフ選手権(2022 PGA Championship)の出場に黄信号がともった。(c)AFP