ロシア軍潜水艦、日本海で巡航ミサイルの発射実験
このニュースをシェア
【4月14日 AFP】ロシア国防省は14日、ロシア軍の潜水艦が日本海で巡航ミサイルの発射実験を行ったと発表した。日本のウクライナ支援をめぐり、日ロ関係は緊張が高まっている。
同省によると、ロシア極東沖に展開する潜水艦「ペトロパブロフスクカムチャツキー(Petropavlovsk-Kamchatsky)」と「ウォルホフ(Volkov)」の2隻が巡航ミサイル「カリブル(Kalibr)」を海中から標的に向けて発射した。
公開された動画には、海中からミサイルが飛び出す様子や、潜水艦の乗組員がミサイル攻撃を想定した訓練を行う様子が映っていた。
日本は西側諸国の対ロ経済制裁に追随し、ウクライナ難民数百人を受け入れている。さらに、殺傷目的の武器以外の軍事関連装備品も供与した。
ロシアは先月、ウクライナ侵攻への日本の対応を理由に、日ロ間の第2次世界大戦(World War II)を公式に終結させるための平和条約交渉を打ち切ると発表した。(c)AFP