タトゥーで女性の心と体の傷跡を癒やす ブラジル
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■「自由になった気分」
ブラジル南東部のベロオリゾンテ(Belo Horizonte)でも、タトゥーアーティストのアウグスト・モリナリ(Augusto Molinari)さんが同様の支援を無料で行っている。モリナリさんの元を訪れた中には、パートナーの暴力でひどいやけどを負った女性や、自傷行為に悩む人もいたという。
モリナリさんにタトゥーを彫ってもらっているキーボード奏者のドゥルシネイア・ソアレス(Dulcineia Soares)さん(66)は幼い頃、サトウキビを絞る機械で左中指の先端を失ってしまった。キーボードを弾くたびに、自分の指が見せ物にされているような気がしたと話す。
ソアレスさんの指にモリナリさんが入れたのは「爪」のタトゥーだ。
「どうして今まで思い付かなかったんでしょう」。ソアレスさんは両手を上げて感嘆した。
「すごく気に入りました。自由になった気分です。もう指を隠さなくていいんですから」 (c)AFP/Luján SCARPINELLI / with Douglas MAGNO in Belo Horizonte