【4月13日 CGTN Japanese】中国疾病予防管理センター(CCDC)の免疫計画首席専門家の王華慶(Wang Huaqing)氏は12日、国務院共同予防抑制メカニズムが開いた記者会見で、「オミクロン株は免疫回避が起き、特にワクチンの感染と発症に対する予防効果は時間がたつにつれて弱まっている。しかし、重症化と死亡の予防作用は依然として大きい」と述べました。

 香港の研究によりますと、2回目の接種後にブースター接種をした場合、重症化と死亡のリスクを90%以上削減できることが分かりました。60歳以上の人のうち、ワクチンを接種していない人の死亡リスクは2回目の接種あるいはブースター接種を終えた人の21倍だということです。

 また、香港衛生署によりますと、ワクチン接種を受けていない人の死亡率は2.87%(2回目の接種を終えた人の20倍、ブースター接種を終えた人の95倍)である一方、2回目の接種を終えた人は0.14%、ブースター接種を終えた人は0.03%です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News