【4月13日 CGTN Japanese】中国南部・海南省(Hainan)昌江(Changjiang)の棋子湾で先日、一頭のイルカが打ち上げられているのが見つかりました。

 これを受けて、現地の消防局は消防車2台と消防隊員11人を派遣し、漁民たちと一緒に、打ち上げられていたイルカを沖へ送ろうとしましたが、波に流されて浅瀬に戻ってきてしまいました。

 イルカは浅瀬に長時間いると、けがなどの潜在的なリスクが高まります。危険を避けるため、このイルカは地元の海洋生物研究基地に移送され、検査にかけられました。

 検査の結果、このイルカは体長約2.5メートルで、体重は190キロ。体に3カ所のけががあり、体温は35.6度と低くなっていました。治療を受けたイルカは休養を経て、再び海に送られる予定です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News