【4月13日 People’s Daily】中国の2021年の貿易額は6兆500億ドル(約758兆9700億円)に達した。2013年に初めて4兆ドル(約501兆円8000億円)に達してから8年。2020年から1年間で1兆4000億ドル(約175兆6300億円)増加し、貿易総額は5兆ドル台を超えて一気に6兆ドルに達した。元建ての輸出入総額は前年比21.4%増の39兆1000億元(約770兆2700億円)だった。

 江西省(Jiangsu)南昌市(Nanchang)にある江鈴汽車(Jiangling Motors)の工場では、生産ラインが忙しく活動を続ける。責任者は「昨年は前年比92%増の3万台を輸出し、過去最高を記録しました」と胸を張る。中国が主導する国際経済圏構想「一帯一路(Belt and Road)」沿線国家は同社にとって重要な市場となっており、2021年には南米チリでの市場シェア率が69%増加し、売上高は300%増にのぼる。

 2021年、中国と主要貿易国との貿易額は着実に増加し、「一帯一路」沿線諸国との輸出入もより成長した。中国の貿易相手トップの東南アジア諸国連合(ASEAN)とは前年比19.7%増の5兆6700億元(約111兆6900億円)、2位の欧州連合(EU)は19.1%増の5兆3500億元(約105兆3900億円)、3位の米国は20.2%増の4兆8800億元(約94兆5600億円)、4位の日本は9.4%増の2兆4000億元(約47兆2800億円)、5位の韓国は18.4%増の2兆3400億元(約46兆900億円)。「一帯一路」沿線国家との輸出入総額は23.6%増で、全体平均より2.2ポイント高い。

 2021年は中国が世界貿易機関(WTO)に加盟して20年となる。この20年間、中国の貿易は飛躍的に増大した。輸出入総額は2001年の4兆2200億元(約83兆1300億円)から2021年には9.2倍の39兆1000億元(約770兆2700億円)となり、年間平均成長率は12.2%に達する。

 中国税関総署報道官・統計分析局の李魁文(Li Kuiwen)局長は「中国の安定した国内生産と消費需要が貿易を強力にサポートした。2021年の中間財の輸入と輸出はそれぞれ24.9%増、28.6%増となり、消費財の輸入は9.9%増だった」と説明。2021年は世界経済全体も回復傾向にあり、中国からEU、アフリカ諸国への輸出増はそれぞれ20%を超え、中南米諸国への輸出は40%以上増えた。

 李氏は「新型コロナウイルスが発生して以来、中国の越境ECはオンライン販売、非接触型取引などのメリットを生かし、国際競争力をつけて規模を急速に拡大している」と指摘。2021年の越境ECの輸出入は前年比15%増の1兆9800億元(約39兆円)に達していると強調した。(c)People’s Daily/AFPBB News