【4月12日 Xinhua News】中国広東省（Guagndong）深圳市（Shenzhen）財政局が10日発表した同市管轄区域（9区、1新区）の一般公共予算（一般会計に相当）収入は前年比13・5％増の1兆1110億元（1元＝約20円）で、初めて1兆元の大台に乗った。1平方キロメートル当たりの生産額は5億5千万元（深汕特別合作区を除く）を超え、国内大・中都市のトップとなった。

　中央級収入（消費税、付加価値税の75％、関税など国に属する税収）は15・5％増の6852億2千万元、地方級収入（中央級収入以外の収入）は10・4％増の4257億8千万元だった。地方級収入のうち、税収は11・8％増の3450億5千万元、税収以外の収入は4・8％増の807億3千万元となった。

　同市管轄区域の財政収入は、深圳特区が設立された1979年の1億元未満から歴史的飛躍を遂げた。15～21年の7年間で、7千億元、8千億元、9千億元、1兆元の四つの大台を連続して実現した。(c)Xinhua News/AFPBB News