上海最大の新型コロナ臨時病院が運用開始 中国
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【4月11日 CGTN Japanese】新型コロナウイルス感染症に対応するため、上海市は国家エキシビション・コンベンションセンターを臨時病院に改造しています。9日午前、引き渡されたベッド3400床が患者を迎え、上海最大の臨時病院が運用を開始しました。
上海国家エキシビション・コンベンションセンターは外観が四つ葉のクローバーに似ており、年に1度開かれる中国国際輸入博覧会の会場となっています。改造後の臨時病院は患者5万人を同時に収容することができます。
今回引き渡されたのは2つの独立したエリアで、総面積は約5万2000平方メートルで、ベッド6748床の設置が可能です。また、ナースステーション16カ所と関連の部屋があります。
改造工事は今月4日に始まり、9日に第1陣が引き渡されました。管理者800人と労働者4000人が工事を担当しており、その多くが武漢(Wuhan)の新型コロナ治療専門病院だった火神山病院と雷神山病院の建設経験があるということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB New