【4月11日 AFP】自転車ロードレース、アムステルゴールドレース(Amstel Gold Race 2022)が10日、マーストリヒト(Maastricht)からフォルケンブルク(Valkenburg)までの254キロで行われ、イネオス・グレナディアーズ(Ineos Grenadiers)のミハウ・クフィアトコフスキー(Michal Kwiatkowski、ポーランド)が優勝を飾った。

 クフィアトコフスキーは最後に力強いスパートを見せると、アージェードゥーゼル・シトロエン・チーム(AG2R Citroen Team)のブノワ・コスネフロイ(Benoit Cosnefroy、フランス)とのスリリングな写真判定の末に、2015年大会以来2度目の優勝を果たした。

 ところが主催者は当初、コスネフロイが勝者だと発表したため、自身が大会3人目のフランス人勝者になったと信じていた同選手にとっては、不満の残る結果となった。

 大会は昨年も写真判定で決着がつき、チーム・ユンボ・ビスマ(Team Jumbo Visma)のワウト・ファン・アールト(Wout van Aert、ベルギー)がクフィアトコフスキーのチームメートであるトム・ピッドコック(Tom Pidcock、英国)に競り勝っていた。

 クフィアトコフスキーは「レース直後はよく分からなくて、かなり混乱していた」と話し、「だけど去年のトム(・ピッドコック)の話は聞いていたから、写真判定を待たなくてはならなかった」と続けた。

 ワンデークラシックは、次週17日にパリ~ルーベ(Paris-Roubaix 2022)が行われ、20日にフレッシュ・ワロンヌ(La Fleche Wallonne 2022)、その4日後にリエージュ~バストーニュ~リエージュ(Liege-Bastogne-Liege 2022)と続く。(c)AFP