【4月11日 Xinhua News】中国上海市は9日、全住民を対象とした新たな新型コロナウイルス核酸検査を開始した。市政府が同日開いた記者会見によると、今回の検査結果に基づき、今後は全市を3段階(封鎖管理区、管理区、警戒区)に分けて管理する。

 直近14日以内に感染者の報告がない居住区や村などは、移動抑制と密集防止の措置の下、同一行政区域内での適切な活動を認めるが、人の集まりは厳格に制限する。

 7日以内に感染者の報告がない地区では、7日間の在宅健康観察を実施する。居住区内にとどまり、人の集まりを厳禁し、物資の受け取りも時間帯をずらすなどの措置を取る。原則自宅待機とするが、十分な個人防護措置を取った上で、決められた時間帯に指定場所で物資を受け取ることを認める。

 7日以内に感染者が見つかった地区では、7日間の封鎖管理を実施する。(c)Xinhua News/AFPBB News