【4月9日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)のロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)は8日、レブロン・ジェームズ(LeBron James)が足首のけがでシーズン最後の2試合を欠場すると明らかにした。

 先月27日に足首を痛めて以降プレーに精彩を欠いていた37歳のジェームズは、フェニックス・サンズ(Phoenix Suns)に敗れてプレーオフ進出の可能性が消滅した5日の一戦に続き、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)に黒星を喫した7日の試合もベンチから見守っていた。

 レイカーズはジェームズのけがに関する続報で、再検査した上で「治療を続行して完治を目指す」べく、シーズン残り2試合の欠場を決定したと述べた。

 これにより、今季の得点ランキングで2位につけていたジェームズは、トップに立つフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)のジョエル・エンビード(Joel Embiid)を追い抜くことは不可能となった。

 最終ランキングに入るには最低58試合に出場しなければならないが、エンビードが計67試合で平均30.4得点を記録しているのに対し、ジェームズは計56試合で平均30.3得点となっている。

 2003年にNBA入りして以降、プレーオフ進出を逃すのはこれがわずか4回目となるジェームズの負傷は、レイカーズにとって惨めなシーズンを締めくくるものとなった。(c)AFP