【4月8日 CNS】新型コロナウイルス患者のため中国・上海市の上海万博展覧センターに設置された臨時医療施設「方艙病院」で3日、治療を終えた100人以上が退院した。

「これが退『疫』証明書です。ちゃんと保管してくださいね」。退役(Tuiyi)と同じ発音で、病を退けたことを示す「退『疫』証明書」を渡す医療スタッフ。患者たちはスタッフに感謝して病院を後にした。

 上海市にある仁済病院(Renji Hospital)呼吸器科長の蒋捍東(Jiang Handong)医師によると、患者は24時間以上間隔をあけた2回のPCR検査で陰性となり、3日連続で発熱がなく、呼吸器に問題がなければ退院できる。

 方艙病院は3月26日から稼働。主に無症状・軽症の患者を扱い、4月3日までに7157人を受け入れている。(c)CNS/JCM/AFPBB News