【4月8日 AFP】米国のロイド・オースティン(Lloyd Austin)国防長官は7日、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領がウクライナの首都キーウの制圧を断念したとの見方を示した。ウクライナ軍はロシア軍に対して反転攻勢を強めている。

 オースティン氏は上院軍事委員会の公聴会で、「プーチン氏はウクライナとその首都を電撃的に制圧できると思っていた。(だが)彼は間違っていた」として、「プーチン氏は首都制圧を断念し、今は南部と東部に目を向けていると思う」と述べた。

 マーク・ミリー(Mark Milley)統合参謀本部議長は同公聴会で、ウクライナがこの戦いに「勝利」するには承認された領土の完全性を維持し、自由で独立した国家であり続けなければならないとして、「非常に困難で、長い道のりになるだろう」との認識を示した。

 ミリー氏はロシアによるウクライナ侵攻の第1段階をうまく切り抜けたとする一方、「ロシア軍は南東部と(東部)ドンバス(Donbas)地方周辺に部隊を集めて攻撃を続ける構えで、まだ大きな戦いが控えている」として、「現時点ではこの(戦いの)結末は読めないと思う」と述べた。(c)AFP