【4月7日 AFP】ウクライナ東部ルガンスク(Lugansk)州の知事は7日、東部全域がロシアの攻撃対象になると警戒を示し、「この数日間が避難の最後のチャンスになるかもしれない」として、現地に残っている住民に即時退避を呼び掛けた。

 セルヒー・ハイダイ(Sergiy Gaiday)州知事はフェイスブック(Facebook)を通じて、「敵はあらゆる避難ルートを断とうとしている」「待たずに避難を」と訴えた。

 ウクライナ当局は、ロシアによる東部攻撃が差し迫っていると警告しており、ここ数日間、懸命の避難活動が続いている。

 首都キーウ周辺は壊滅的な被害を受け、世界に衝撃を与えた。ロシア軍は破壊の痕跡を残して、キーウ周辺とウクライナ北部から撤退を進めている。その部隊は、東部への攻撃に加わるとみられている。(c)AFP