【4月7日 AFP】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するミック・シューマッハ(Mick Schumacher)は、今季第3戦オーストラリアGP(Australian Grand Prix 2022)を控え、子どもの頃に同GPで伝説的ドライバーの父ミハエル(Michael Schumacher)氏のレースを観戦した時のことを懐かしんでいる。

 23歳となった今、自身もF1ドライバーとなったハース(Haas F1 Team)のミックは、今回がオーストラリアGP初出場。ミハエル氏がラップレコードを持つアルバートパーク(Albert Park)で、父の足跡を追いかける。

 ミックは父のレースを観戦した時のことを「とてもクールだった」と振り返り、「ここでドライブすること、そしてオーストラリアでのF1でドライブする経験を自らできることに、とてもわくわくしている」と話した。

 アルバートパークは、ミハエル氏がフェラーリ(Ferrari)時代の2000年代前半に4勝を挙げた場所で、2004年に記録した1分24秒125は今もラップレコード。だが、今年からはコースレイアウトに大きな変更があり、ラップタイムは最大5秒短縮されることから、今GPではそれを上回るタイムが出るとみられている。(c)AFP