ツォンガ、今季の全仏オープン最後に現役引退へ
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【4月7日 AFP】男子テニスの元世界ランキング5位、ジョーウィルフリード・ツォンガ(Jo-Wilfried Tsonga、フランス)は6日、今年の全仏オープンテニス(French Open 2022)を最後に現役を引退すると発表した。
ツォンガはソーシャルメディアに投稿したビデオの中で「今年のローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)でやめることを数週間前に決断した」と明かした。
「この決断には長い時間をかけた。私の体が『これ以上は無理だ』と教えてくれている」
ツォンガはノーシードで臨んだ2008年の全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament 2008)で準優勝。決勝では、この大会で自身初の四大大会(グランドスラム)制覇を遂げたノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)に敗れた。
その他のグランドスラムでは、全仏やウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon)で2度ずつ4強入りを果たし、2011年にはATPワールドツアー・ファイナルズ(ATP World Tour Finals 2011)で決勝に進んだが、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)に敗れた。
2012年のロンドン五輪ではミカエル・ロドラ(Michael Llodra、フランス)と組んだ男子ダブルスで銀メダルを獲得し、2017年のデビスカップ(Davis Cup 2017)では母国の優勝に貢献している。
しかしながらここ数年はさまざまなけがに苦しみ、世界ランクは220位にまで降下。昨季はATPツアーレベルでの勝利は1にとどまり、ウィンブルドン初戦での敗退後にシーズンを切り上げていた。(c)AFP