マスターズのパー3コンテスト3年ぶり開催、カナダ勢が同時優勝
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【4月7日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーメジャー第1戦、第86回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2022)の開幕を翌日に控えた6日、米ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(Augusta National Golf Club、パー72)で恒例のパー3コンテストが3年ぶりに開催された。
新型コロナウイルスの影響で過去2年間は中止されていたパー3コンテストは、荒天により途中終了を余儀なくされる中、マイク・ウェア(Mike Weir)とマッケンジー・ヒューズ(Mackenzie Hughes)のカナダ勢が4アンダーを記録し、同時優勝となった。
1960年から続くパー3コンテストの歴史の中で、2人がタイトルを分け合ったのはパドレイグ・ハリントン(Padraig Harrington、アイルランド)とデビット・トムズ(David Toms、米国)が制した2003年、また同じくハリントンとジョナサン・バード(Jonathan Byrd、米国)が優勝した2012年に次いでこれが3度目となる。
マスターズに出場する選手たちは、子どもがキャディーを務めるなど陽気なムードを楽しんでいたが、嵐が強まったため、主催者は安全上の理由により一部の選手がティーオフする前にコンテストを終了した。
パー3コンテストの優勝者は同年のマスターズを一度も制しておらず、3年ぶりとなる同コンテストの開催はそうしたジンクスの復活を意味する。その中でウェアとヒューズは、縁起の悪さを振り払い、10日にグリーンジャケットに袖を通すことを目指す。(c)AFP/Jim SLATER