【4月7日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)は6日、準々決勝第1戦が各地で行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)のハットトリックでチェルシー(Chelsea)を3-1で下し、前年王者を敗退寸前にまで追いやった。

 敵地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)で傑出したパフォーマンスを披露したレアルのベンゼマは、完璧なヘディングで前半に2点を奪った。

 カイ・ハヴァーツ(Kai Havertz)に1点を返され前半を折り返したレアルだが、ベンゼマがGKエドゥアール・メンディ(Edouard Mendy)の軽率なミスを突いてハットトリックを達成した。

 チャンピオンズリーグでのベンゼマのハットトリックは、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)相手に大逆転勝利を収めた決勝トーナメント1回戦に次いで2試合連続となる。

 本拠地サンチャゴ・ベルナベウ(Santiago Bernabeu Stadium)での第2戦を12日に控えているレアルは、準決勝進出に向けて優位に立っている。

 昨シーズンの準決勝でチェルシーに敗れたレアルにとっては、ホームで雪辱の機会を得ることになる。

 レアルのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は「ベンゼマは前線で素晴らしいパフォーマンスを見せた」と振り返りつつ、「彼はワインのように毎日良くなっている。チームは良いプレーを見せた。素晴らしい夜だった」と続けた。(c)AFP/Steven GRIFFITHS