【4月7日 AFP】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は6日、ウクライナの首都キーウ郊外ブチャ(Bucha)でロシア軍が行ったとされる民間人殺害を「重大な戦争犯罪」と呼び非難した。

 労働組合関連のイベントに出席したバイデン氏は、ロシア軍の撤退後のブチャで、後ろ手に縛られ後頭部を撃たれた遺体などが撮影されたことに言及。

「冷酷に処刑された市民、集団墓地に遺棄された遺体、そして残忍で非人道的な行為が、悪びれることなく全世界にさらされた」とし、ブチャで起きたことは「重大な戦争犯罪以外の何ものでもない」と断言。「責任ある国家は、加害者の責任を追及するために団結しなければならない」と述べた。(c)AFP