【4月6日 AFP】21-22NBAは5日、各地で試合が行われ、ロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)は110-121でフェニックス・サンズ(Phoenix Suns)に敗れ、ポストシーズン進出の可能性が完全に消滅した。レイカーズがプレーオフ行きを逃すのは3シーズンぶりとなる。

 けがのレブロン・ジェームズ(LeBron James)がコートサイドで見つめる中、レイカーズはウエスタンカンファレンス首位を走るサンズに完敗してこれで7連敗。さらに同日の試合でサンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)が116-97でデンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)に勝利していたため、わずかに残っていたプレーオフ滑り込みの望みもついえた。

 スーパースターのジェームズがポストシーズンを戦えないのは、2003年のNBA入り以来わずかに4回目で、チームにとっては18-19シーズン以来のこととなった。

 この日の敗戦で、レイカーズの悲惨なシーズンには幕が引かれた。チームは開幕前、大型トレードでラッセル・ウェストブルック(Russell Westbrook)を獲得してメンバーを刷新したが、これが大失敗。アンソニー・デイビス(Anthony Davis)の負傷が長引き、シーズンのほぼ半分を欠場したことも低迷に拍車をかけた。

 SNSではサンズ戦の前の段階で、フランク・ボーゲル(Frank Vogel)ヘッドコーチ(HC)がすぐにでも解任されるとのうわさが過熱している。2020年のファイナル制覇に導いたボーゲルHCだが、現在は追い詰められており、フィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)のドック・リバース(Doc Rivers)HC、ユタ・ジャズ(Utah Jazz)のクイン・スナイダー(Quin Snyder)HCらが次期指揮官として名前が挙がってる。(c)AFP