【4月6日 AFP】イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)は5日、左SBキーラン・ティアニー(Kieran Tierney)が膝のけがにより今季絶望の見通しだと発表した。来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)出場権が与えられるトップ4フィニッシュを狙う上で痛い離脱となる。

 ティアニーは前週のトレーニング中に負傷し、0-3で敗れた4日のクリスタルパレス(Crystal Palace)戦を欠場した。

 数日中に手術を受ける予定で、スコットランド代表として控える6月に延期されたW杯カタール大会(2022 World Cup)の欧州予選プレーオフ準決勝、ウクライナ戦の出場も微妙な状況になっている。

 また、クリスタルパレス戦で右大腿(だいたい)部を痛め途中交代したMFトーマス・パルテイ(Thomas Partey)については、9日に行われるブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)とのホームゲームを前にコンディションを判断中だとした。

 ふくらはぎのけがで長期離脱を強いられている右SBの冨安健洋(Takehiro Tomiyasu)は、今月半ばに練習復帰する予定だという。

 クリスタルパレスに完敗したアーセナルは4位トッテナムと勝ち点で並び得失点差で5位につけているが、消化試合は一つ少ない。(c)AFP