【4月6日 AFP】ウクライナ侵攻をめぐり、国際サッカー連盟(FIFA)から出場停止を科されていたロシアサッカー連合(RFS)が、処分への不服申し立てを取り下げたことが分かった。スポーツ仲裁裁判所(CAS)が5日に発表した。

 CASは「プロセスは間もなく終了する」と発表。CASは3月18日にロシアの訴えを退けていた。

 ロシア男子代表はW杯カタール大会(2022 World Cup)欧州予選でポーランドとのプレーオフ準決勝に進出していたが、すでにポーランドがFIFAから不戦勝扱いとされ、スウェーデンとの決勝にも勝利して本大会の切符を手にしている。

 ロシアのクラブチームは、欧州サッカー連盟(UEFA)が主催する国際大会からの除外も宣告されており、RFSは異議申し立てを続けると話している。CASはすでにUEFAの判断を支持しているが、最終的な裁定の発表日はまだ決まっていないとしている。(c)AFP