【4月6日 Xinhua News】中国黒竜江省(Heilongjiang)チチハル市(Qiqihar)を流れる嫩江の東畔にある百鳥湖でここ数日、アカハジロ50羽以上が確認されている。アカハジロはアジアの東部から南西部に主に分布する渡り鳥で、春先に南方の越冬地から北へ向かって移動し繁殖、10月中旬から南下を始める。流れが緩やかで水生植物が豊富な湖や沼地を好んで生息する。

 アカハジロの個体数は非常に少なく、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリストでは「絶滅寸前(CR)に指定されており、2021年には中国の国家1級保護野生動物に格上げされた。(c)Xinhua News/AFPBB News