【4月6日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)は5日、準々決勝第1戦が各地で行われ、リバプール(Liverpool FC)はアウェーでベンフィカ(Benfica)を3-1で下し、4強入りへ優位に立った。

 イブラヒマ・コナテ(Ibrahima Konate)の移籍後初ゴールで17分に先制したリバプールは、34分にはサディオ・マネ(Sadio Mane)が追加点をマークし、敵地エスタディオ・ダ・ルス(Estadio da Luz)で試合の主導権をつかんだ。

 後半早々、コナテのミスからダルウィン・ヌニェス(Darwin Nunez)に1点を返されたが、90分を通して素晴らしいパフォーマンスを見せたルイス・ディアス(Luis Diaz)が3点目となるゴールを奪い、準決勝進出が目前となった。

 リバプールのユルゲン・クロップ(Juergen Klopp)監督は「相手は必死で戦ってきた。こちらも少し隙を与えた」と振り返り、「3点目を決めたが、もっとゴールを取れたし、そうすべきだったというのは誰もが同意していると思う」と話した。

 次週ホームで行われる第2戦での任務完了へ自信をのぞかせたリバプール。週末にはプレミアリーグの優勝争いの行方を決め得るマンチェスター・シティ(Manchester City)との天王山を控える中で、クロップ監督はモハメド・サラー(Mohamed Salah)とマネ、ティアゴ・アルカンタラ(Thiago Alcantara do Nascimento)を60分過ぎに交代させる余裕も見せた。(c)AFP/Thomas ALLNUTT