【4月5日 AFP】ペルーのペドロ・カスティジョ(Pedro Castillo)大統領は5日、燃料高騰に抗議するデモが暴動に発展し道路が封鎖されたのを受け、首都リマと、隣接する港湾都市を対象に外出禁止令を出した。

 カスティジョ大統領は4日夜のテレビ演説で、「5日午前2時から午後11時59分まで市民の移動を制限する」と述べた。

 ペルーではここ数日、食料価格に加えて燃料価格も高騰し、高速料金が値上げされたため、全国で抗議デモが行われていた。政府は先週末、燃料高騰の緩和策として、燃料税を撤廃していた。(c)AFP