【4月4日 CGTN Japanese】中国最南端の省、海南省(Hainan)で建設されている海南自由貿易港の主要施設の一つ、海口国際免税城にある免税商業センターの屋根がこのほど完成しました。免税商業センターは年内に利用開始の見通しです。

 これは、建設工事を担当する業者が3日に明らかにしたものです。免税商業センターは地上4階、地下2階で、延べ床面積28万9000平方メートルに及び、アジア最大規模の免税ショッピングセンターとなります。建物全体の鋼材使用量は北京にある国家体育場(通称「鳥の巣」)の外観の鉄骨部分とほぼ同じ約4万トンに上っています。

 海口国際免税城は海口市の西の海岸に設置されていて、海南島を船で離れる観光客が必ず通る場所にあります。免税品販売を主として、小売りや文化産業、ビジネス、外食、宿泊も兼ねる総合的な商業施設になります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News