【4月3日 AFP】21-22スペイン1部リーグは2日、第30節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)が、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)はジョアン・フェリックス(Joao Felix)がそれぞれ活躍して勝利し、イングランド・プレミアリーグ勢と戦う欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2021-22)準々決勝に向けて弾みをつけた。

 レアルはベンゼマが1本PKを外したが、他のPK2本を決めて敵地でセルタ(Celta de Vigo)に2-1で勝利。6日にチェルシー(Chelsea)との大一番を控える中で、代表戦による中断前のFCバルセロナ(FC Barcelona)戦で喫した大敗を払拭(ふっしょく)し、タイトル争いの不安も軽減した。

 レアルは2位セビージャFC(Sevilla FC)との勝ち点差を12とし、現時点で試合の消化が二つ少ないバルセロナには15ポイント差をつけた。セビージャとバルセロナは3日に直接対決を迎える。

 一方、5日にマンチェスター・シティ(Manchester City)と敵地で対戦するアトレティコは、好調のフェリックスと途中出場のルイス・スアレス(Luis Suarez)が2点ずつ挙げてアラベス(Alaves)に4-1で快勝。3位に浮上した。

 フェリックスはこれで直近8試合で7ゴール。アトレティコがシティ相手にサプライズを起こして4強入りするにはフェリックスがカギを握る存在になるだろう。(c)AFP/Thomas ALLNUTT