【4月2日 AFP】元サッカー米国女子代表GKのホープ・ソロ(Hope Solo)氏が、飲酒運転や軽度の児童虐待などの罪で訴追されたと報じられた。これを受け同選手の弁護人は1日、状況は見かけより「同情を誘うもの」だとツイッター(Twitter)に投稿した。

 弁護人はソロ氏のツイッターアカウントに「専門家の助言により、ホープはこの状況に関してコメントできない。それでも彼女が皆さんに伝えたいのは、子どもたちは彼女の命であること、すぐに保釈されたこと、今は自宅で家族と一緒にいること、最初に示された罪状よりも状況が同情を誘うものであること、そしてこれらの罪状について弁明する機会を心待ちにしていることだ」とつづった。

 米エンタメ情報サイトTMZなど複数メディアによると、ソロ氏はノースカロライナ州ウィンストンセーラム(Winston-Salem)で先月31日に逮捕され、飲酒運転と公務執行妨害、さらには軽度の児童虐待の罪で訴追されたという。

 地元テレビ局WGHPは、地元警察がホープ・ソロの名前で知られるホープ・アメリア・スティーブンス(Hope Amelia Stevens)を地元商業施設の駐車場で逮捕したことを公表したと伝えた。

 警察の話では、事件当時にソロ氏の子ども2人が車内にいたとされている。裁判所の文書には、同氏が車のエンジンをかけた状態で後部座席に子どもたちを置いたまま、1時間以上も「運転席で意識を失っていた」とする目撃証言が記されていた。

 40歳のソロ氏は、米ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)の元選手で夫のジャラミー・スティーブンス(Jerramy Stevens)氏との間に2歳の双子がいる。現役時代には米国代表として五輪で2度の金メダル獲得を果たし、2015年のW杯カナダ大会(FIFA Women's World Cup 2015)でも母国の優勝に貢献した。(c)AFP