【4月2日 AFP】けがで戦列を離れている男子ゴルフのタイガー・ウッズ(Tiger Woods、米国)は、米国ツアーメジャー第1戦の第86回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2022)に向けて先日練習ラウンドに臨み、ゴルフファンの胸を躍らせた。

 ウッズは大会の公式サイトで出場選手リストに名を連ねているが、7日に開幕するマスターズでプレーするか否かは1日時点で確定していない。今年は同選手がマスターズ初優勝を果たしてから25周年を迎える。

 今大会は絶好調の優勝候補が大勢いるものの、先月29日に米ジョージア州オーガスタのオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(Augusta National Golf Club)でウッズが18ホールをプレーすると、注目は一気に46歳の同選手に集まった。

 ウッズは息子のチャーリー(Charlie Axel Woods)君と第99回全米プロゴルフ選手権(2017 PGA Championship)覇者で友人のジャスティン・トーマス(Justin Thomas、米国)と共にラウンドし、起伏のあるオーガスタのコースをどれくらい歩けるか確認したという。

 メジャー通算15勝を誇り、現在は世界ランク944位に後退しているウッズは、2021年2月の交通事故で右脚に重傷を負った。また、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)で11月に延期された2020年のマスターズが最後のツアー出場となっている。(c)AFP