【4月2日 AFP】男子ゴルフ米国ツアー、ヴァレロ・テキサス・オープン(Valero Texas Open 2022)は1日、米テキサス州サンアントニオ(San Antonio)のTPCサンアントニオ(TPC San Antonio、パー72)で2日目が行われ、第85回マスターズ・トーナメント(The Masters Tournament 2021)覇者の松山英樹(Hideki Matsuyama)は、大会連覇を目指す本番まで1週間を切る中で、首のけがを理由に途中棄権した。

 3月のザ・プレーヤーズ選手権(The Players Championship 2022)も背中の故障で出場を見送った松山は、初日を2オーバーで終えた後、この日は9ホールプレーして通算1オーバーとしたところで棄権した。

 現在世界ランク12位の松山は、昨年10月のZOZOチャンピオンシップ(Zozo Championship 2021)と今年1月のソニーオープン・イン・ハワイ(Sony Open in Hawaii 2022)で優勝を果たしたものの、20位タイに終わった3月のアーノルド・パーマー招待(Arnold Palmer Invitational 2022)以降は実戦から離れている。

 これを前に松山は先月、体のさまざまな問題でマスターズ連覇に向けて思うように練習ができていないと明かしていた。

 松山は電話会見で「オーガスタ(Augusta、マスターズ)で連覇できるように、しっかり準備していく。やっていることは、正しい方向だと感じている。開幕と同じ調子を見いだせるようにしたい」とコメントしていた。(c)AFP