ジャカルタ-バンドン高速鉄道、全線最長の箱桁の架設が完了
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【4月1日 CGTN Japanese】中国鉄道国際有限公司によりますと、インドネシアのジャカルタとバンドンを結ぶ高速鉄道の建設で現地時間3月31日、全線最長の箱桁架設工事が完了しました。この工事の完了で、ジャカルタ-バンドン高速鉄道路線のバンドンからジャカルタ方面へ向かうレール敷設に必要な条件が整いました。
ジャカルタ-バンドン高速鉄道で高速道路を超える最も長い箱桁は、46号特大大橋のP136-P145番橋脚に位置し、自動車通行量が極めて多いジャカルタからバンドンに向かう高速道路を超えるため、安全性への要求が高く、社会からも関心を集めました。施工は極めて難しく、ジャカルタ-バンドン高速鉄道の箱桁架設で最後に残った、ハイリスクで難易度が高い重要な作業でした。
ジャカルタ-バンドン高速鉄道は「一帯一路(Belt and Road)」イニシアチブと中国とインドネシア両国の実務協力を象徴するプロジェクトであり、インドネシアの首都ジャカルタと第4の都市バンドンを結ぶ、全長142キロメートル、最高設計時速350キロメートルの路線です。同路線は中国の高速鉄道建設にとって、初めて全システム・全要素・全産業チェーンがそろった形で海外で実施されるモデルプロジェクトです。完成後は、現在3時間以上必要なジャカルタ-バンドン間の移動時間は40分に短縮されます。同路線は現地の人々の移動の利便性を向上させ、現地経済の発展を効果的に後押しすると見込まれています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News