【4月2日 Xinhua News】中国人民銀行(中央銀行)がこのほど発表した2022年第1四半期(1~3月)の企業家アンケート調査報告によると、企業家のマクロ経済景況感指数は35・7と、前四半期(21年10~12月)を1・6ポイント、前年同期を3・2ポイントそれぞれ下回った。マクロ経済が「やや冷え込んでいる」と答えた企業家は30・6%、「正常」は67・4%、「過熱気味」は2・0%だった。

 製品販売価格実感指数は53・6と、前四半期比4・4ポイント、前年同期比3・3ポイントそれぞれ低下した。製品の販売価格は前四半期に比べ「上昇した」が18・5%、「横ばい」が70・2%、「下落した」が11・4%となった。

 原材料購入価格実感指数は67・1と、前四半期比3・5ポイント、前年同期比4・5ポイントそれぞれ低下した。原材料購入価格は前四半期に比べ「上昇した」が39・3%、「横ばい」が55・8%、「下落した」が5・0%となった。

 輸出受注指数は40・9と、前四半期比7・8ポイント、前年同期比0・8ポイントそれぞれ低下した。受注は前四半期に比べ「増加した」が13・7%、「変わらず」が54・4%、「減少した」が31・9%だった。

 国内注文指数は41・4と、前四半期比9・8ポイント、前年同期比4・3ポイントそれぞれ低下した。受注は前四半期に比べ「増加した」が13・4%、「変わらず」が56・0%、「減少した」が30・6%だった。

 経営景気指数は53・3と、前四半期比3・5ポイント、前年同期比3・0ポイントそれぞれ低下した。経営状況は前四半期に比べ「比較的良い」が21・4%、「普通」が63・9%、「比較的悪い」が14・7%となった。

 利益指数は49・3と、前四半期比8・1ポイント、前年同期比3・8ポイントそれぞれ低下した。前四半期に比べ「増益または赤字縮小」が28・5%、「損益は変わらず」が41・5%、「赤字拡大または減益」が30・0%を占めた。(c)Xinhua News/AFPBB News