【3月31日 AFP】ロシアによるウクライナ侵攻後に行われた世論調査で、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領の行動を支持するとの回答が83%に上り、2月初めの調査から12ポイント上昇したと、ロシア独立系調査機関レバダ・センター(Levada Centre)が発表した。

 調査結果によると、回答者の15%は不支持を表明し、前回調査の27%から減少した。

 ロシア政府寄りの世論調査会社は、プーチン氏の支持率が80%を超えているとの結果を公表している。

 プーチン大統領は、ウクライナでロシア語話者に対する「ジェノサイド(集団殺害)」が広がり、ウクライナは北大西洋条約機構(NATO)と密接な関係を築いていると非難。これらを口実にウクライナに侵攻した。

 こうした主張は毎日のように国営テレビで流される一方、独立系メディアは閉鎖に追い込まれたか閲覧できない状態になっている。(c)AFP