【3月31日 AFP】ウクライナの戦禍を逃れた犬や猫たちが、NPOの支援を受けてフランスに到着した。

 パリ近郊ヌイイシュルセーヌ(Neuilly-sur-Seine)の動物病院では、犬のクーパー(Cooper)と猫のソニア(Sonia)が検査を受けている。動物たちは正式に引き取られる前に、一時的に受け入れる里親の元で、徹底的な健康管理と検査を受けねばならない。

 検査を行った獣医師によると、行動学的に見て、動物たちは到着時点で大抵とてもおびえている。検査ではマイクロチップの埋め込みの有無や、狂犬病の予防注射が済んでいるかなどを調べるという。

 犬のクーパーを受け入れる女性は「引き取りを希望しています。ウクライナから来た犬だし、私たちがいい家族になってあげたいです」と話した。

 映像は29日撮影。(c)AFP