【3月29日 Xinhua News】中国広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)梧州市(Wuzhou)藤県で発生した中国東方航空(China Eastern Airline)MU5735便墜落事故で、国の応急処置指揮部(対策本部)は28日、乗客乗員132人全員の身元をDNA鑑定で確認したと明らかにした。

 中国公安部物証鑑定センター法医物証技術処の劉開会(Liu Kaihui)処長によると、事故後、公安部は直ちに犠牲者個体識別作業プランを策定し、犠牲者身元識別DNA特別照合作業プラットフォームを構築した。全国20の省・自治区・直轄市の公安機関を動員して、132人の生前のDNAサンプルと親族のDNAサンプルを収集した。同センターは専門家30人を現場に派遣、広西チワン族自治区の公安刑事技術者200人余りと調査を進め、132人全員の身元を確認した。(c)Xinhua News/AFPBB News