【3月29日 AFP】サッカーポルトガル代表主将のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)は28日、北マケドニアと対戦するW杯カタール大会(2022 World Cup)欧州予選プレーオフ決勝は「生きるか死ぬかの問題」だと述べた。

 ポルトガルは29日にホームのポルト(Porto)で北マケドニアと顔を合わせ、勝った方がW杯の出場権を手にする。37歳のロナウドは自身5度目となる本大会出場を決め、W杯初制覇のチャンスを再び手にすることを狙っている。

 記者会見に臨んだロナウドは「チームは自信に満ちあふれているし、選手は全員準備できているように感じる」とした上で、「われわれにとってこの試合は生きるか死ぬかの問題だし、重要性を理解している。この場を借りて、サポーターにはあす信じられないような応援をお願いしたい」と語った。

 ポルトガルはもともと、プレーオフ決勝では欧州王者イタリアとの対戦を予想していたとみられるが、イタリアは前週の準決勝で北マケドニアにまさかの敗北を喫した。

 今予選ではドイツからもアウェーで金星を挙げている北マケドニアについて、ロナウドは「もちろん周囲は比較的楽な相手だと考えている」としつつ、「北マケドニアはふさわしいからここにいるのであって、私としては非常に難しい試合になると思う」と警戒した。

「北マケドニアはとても組織的なチームだが、ポルトガルが本領を発揮すれば世界のどんなチームにも勝つ」

 ロナウドはカナダ、メキシコ、米国の共催となる2026年大会の頃には41歳になっている。しかし、カタール大会が自身最後のW杯の機会になるかについては明言せず、「自分の未来を決めるのは自分」とした上で、「もっとプレーしたければ続けるし、したくなければしない」と話すにとどめた。(c)AFP